無垢材テーブルの手入れはオレンジオイルとみつろうクリームだけで簡単にできる!方法を解説

当記事では無垢材家具の簡単な手入れ方法を紹介します。

ブログの写真の背景(茶色)として登場頻度の高い我が家の無垢材のダイニングテーブル。

無垢材家具を長く綺麗に使うためにはお手入れが必要ですが、なんせズボラなので、難しい方法ではやる気が起こりません。

そんな私にもできる簡単なお手入れ方法は…

ハワードオレンジオイル」と「木工用みつろうクリーム」を使う方法です。

無垢材家具だけでなく、木製おもちゃや楽器、野球のバットのお手入れもできますよ。

お手入れ方法を写真と一緒に解説するのでご参考ください。

無垢材テーブルや家具の手入れに必要なもの

用意するのはこの4点です。

布はいらなくなったタオルや布巾、洋服の切れ端など、なんでもOK!

手にはめて使える使い古しの靴下があれば最高です。

ハワードのオレンジオイル

ハワードのオレンジオイルはテーブルにも使える天然成分のオイルです。

以下の役目があります。

  • 表面の汚れを拭き取る
  • ツヤを出す

オレンジオイルは、その名の通り天然のオレンジから抽出されたオイルなので、爽やかなオレンジの良い香りがします。

オレンジオイルには汚れを取り除く効果があるため、木材の表面を傷めることなく汚れを落とすことができます。

粘度が比較的低いので浸透しやすく、乾燥を防ぐ効果もあります

布に馴染ませて拭き取るだけで汚れが落ちるので手元に置いておくと便利です。

満遍なく噴射できるスプレータイプもあります。▼

木工用みつろうクリーム

オレンジオイルで汚れを落とした翌日は、木工用みつろうクリームでコーティングをします。

以下の効果があります。

  • 汚れや水染みを防ぐ
  • 撥水させる

木工用みつろうクリームは、木・革・竹などの材料を保護するためのワックスクリームです。

撥水効果がとにかく強いので我が家のテーブルは水染み知らずです。

原材料には国産天然油(菜種油、亜麻仁油、蜜蝋、椿油、ヒバ油)が使用されているので、小さなお子さんのいる家庭でも安心して使えます。

香りはちょっとクセがありますが、塗って数時間も経てば消えるのでご安心ください。

フローリングや無垢材家具、革製品のお手入れにも使える万能選手です。

オレンジオイルと合わせて使うことで頻繁なお手入れが必要なくなります

無垢材テーブルや家具の簡単な手入れ方法

実際にお手入れをしてみましょう。

オイルを乾かすための時間がいるので、2日に分けてメンテナンスしていきます。

1日目

①オレンジオイルをよく振り、いらない布に大さじ1程度染み込ませて塗り込む。

テーブルの上に直接垂らし、伸ばしていくのもありです。

木目に沿ってオイルを塗り込むのがポイントです。汚れている部分は力強くゴシゴシ磨く!!


②オイルを全面に塗ったら、布の乾いた部分で塗りムラを拭き取る。仕上げに、もう1度キッチンペーパーで拭き取る。

オイルの拭き残しはベタつきの原因になるのでしっかり拭き取ってください。


③24時間放置してオイルを乾かす。

1日放置が望ましいですが、テーブルだとそうもいかないので、なるべく物を置かないように過ごします。

注意
オイルが付着した布は水に浸した後、袋に入れて処分してください。オイルが染み込んだ布は乾燥中に熱を持ち、自然発火する恐れがあります。

2日目

2日目の仕上げまでの手順は以下の通りです。

①いらない布にみつろうクリームを取り、木目に沿ってしっかり塗り込む。

みつろうクリームが一箇所に固まらないように薄く伸ばすイメージ。


②塗り終えたら10分ほど放置して馴染ませる。


③仕上げにキッチンペーパーでワックスの残りを拭き取る。

これでお手入れ終了です!

文章にすると長く感じますが、慣れると素早く作業できるので簡単ですよ。

乾かす時間を入れない作業時間は15分ほどでした。

手入れ後のビフォーアフター

お手入れ後のビフォーアフターを画像で見てみましょう。

ビフォー

アフター

お手入れ前とお手入れ後の写真を見比べると…写真ではちょっと、わかりづらいですね。

でも、実際は一目瞭然!!

木の色が深くなり、ツヤツヤしっとり、綺麗になっています。

水を垂らしてみると、撥水効果がばっちり確認できます。

オイルだけだと撥水効果は弱いのでオイルとワックスのダブル使いが有効です!

背もたれのデザインが好きな椅子も無垢材なのでついでにお手入れしました。娘の木製おままごと道具もついでに…

「ついで」でメンテナンスしてあげると面倒なお手入れも一気に片付いて気持ち良いです!

手入れの頻度は?

上記のメンテナンスを月1〜2回程度することが望ましいです。

お手入れする日は定期的にこの日と決めなくても、なんか乾燥しているなーと感じたら取り掛かるくらいでOK。

気楽にいきましょう。

MEMO

メンテナンスが終わった無垢材家具は基本的には水拭きしないように使用します。汚れが気になる場合はクリーナーであるオレンジオイルで磨いて落としましょう。

無垢材家具の傷や油染みを綺麗にしたいときは?

無垢材の傷や油染みを綺麗にする場合はサンドペーパーで研磨する必要があります。

研磨した後はオイルを塗り、ワックスを塗って上記と同様の工程で仕上げます。

サンドペーパーを使うと、どうしても木屑が出てしまうので室内ではなかなか簡単にできません。

お庭やベランダで作業したり、ビニールシートを使用するといいですね。

多少の傷や染みは味としてとらえるのも良いんじゃないかなと思います。

子供が鉛筆でえぐったキズも味…(涙)

無垢材家具は手入れ次第で一生長く使えるよ!

ハワードオレンジオイル木工用みつろうクリームを使った無垢材家具の手入れ方法を紹介しました。

ポイントは以下の3つです。

  • メンテナンスは月1〜2回
  • オイルとワックスのダブル遣いで保護効果UP!
  • オイルを含ませた布は水にひたして捨てる(発火防止)

お手入れが難しいイメージの無垢材ですが、実はそれほど難しいことをしなくても大丈夫。

無垢材製品はきちんとメンテナンスしてあげれば一生使ってあげることも可能です。

どうぞ気軽にお試しくださいね。

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