当記事では無印良品の発酵ぬかどこを口コミレビューします。
和食の多い我が家。白いごはんのお供になるぬか漬けは毎日の食卓に欠かせません。
子供に合わせた減塩寄りの食生活をしていると、市販のぬか漬けは塩辛すぎる…(もっとたくさん食べたい)
塩分を調節するならやっぱり手作りがいいよね!
ということで、無印良品の人気商品「発酵ぬかどこ」で手作りしてみました。
毎日のかき混ぜ不要で、初心者でも簡単に作れましたよ。
作り方から味まで詳しくレビューします。
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無印良品の発酵ぬかどことは?

内容量 | 1kg |
賞味期限 | 製造日から180日 |
価格 | 890円(税込) |
無印良品「発酵ぬかどこ」は、抗菌性の高い特別な乳酸菌を使って発酵させた、毎日かき混ぜる必要のない糠床です。
本来は発酵に長い時間を要する糠床が買ってきてすぐ使えるなんてお手軽ですね。

パッケージサイズは縦28cm×横24cm×マチ12cm。
内容量は1kg。想像よりずっしり重いです。

マチがあるので1度にキュウリ3本程度漬ける余裕があります。
自立するので冷蔵庫内で立てて収納も可能です。

切り取り線をハサミで切って開封。

開封と同時にぬかどこの良い香りが。意外とキツイにおいはしないんだな〜

触り心地は、ほどよく水気を含んだビーチの砂に似てる。(気持ち良い♡)
赤いつぶつぶは原材料にある唐辛子の粉末ですね。

パッケージを丸ごと入れ物として使用するので特別な道具は必要ありません。
発酵ぬかどこ補充用もあるよ

内容量 | 250g |
価格 | 290円(税込) |
ぬか漬け作りを続けていると、ぬかの量が少しずつ減ってくるので足しぬかが必要になります。
無印良品には「発酵ぬかどこ補充用」もあるので安心。
- ぬかの量が減ってきた
- 旨味が感じられない
- カビてしまった
こんなときは補充用を足せばOK!
原材料と中身は「みたけ発酵ぬかどこ」と同じ

原材料は添加物不使用で非常にシンプル。
米ぬかの材料になる米は国産米が使われています。

パッケージの製造者を見ると「無印良品」ではなく「みたけ食品工業株式会社」となっています。
これは無印良品の発酵ぬかどこが、みたけ食品のOEM商品で、同じぬかどこを使用しているからです。
つまり「無印良品発酵ぬかどこ」と「みたけ発酵ぬかどこ」は中身が同じ。
製造工場と原材料も同じですが、パッケージがおしゃれな分、無印良品の方が割高です。
- MUJIポイントを貯めている
- 無印良品のパッケージの方が良い
ということでなければ、みたけのぬかどこを購入した方がお得であるといえます。
漬け時間

野菜 | 漬け込み量と下準備 | 漬け時間 |
きゅうり | 2〜3本 | 12~18時間 |
かぶ | 皮をむいて半分に切ったものを4〜6個 | 22〜32時間 |
大根 | 5cmの輪切りを縦に1/4切ったもの6〜8個 | 18〜24時間 |
なす | 少量の塩でもみ、水洗いし、縦半分に切ったもの4〜6個 | 16〜24時間 |
野菜の漬け時間はパッケージ裏の説明を参考にします。
初回は漬け時間を越えると塩辛くなりすぎるので漬け時間目安を必ず守ります。
水分を多く含む野菜ほど早く漬かります。
賞味期限

賞味期限はパッケージ左下に記載がありますが、これは未開封時の目安です。
パッケージ裏の説明
賞味期限は未開封時の使用の目安です。開封後はお手入れ次第で繰り返し長く使えます。
開封後は手入れをおこたらなければ半永久的に使えるので「賞味期限はない」ともいえます。
漬け終わった野菜は、ぬかを洗い落とし、保存容器などに移して3〜4日程度で食べきります。(徐々に傷むので)
無印良品発酵ぬかどこで作って食べてみた私の口コミ
無印良品の発酵ぬかどこの使い方を画像と一緒に紹介します。
発酵ぬかどこの漬け方は
- パック内で漬ける
- ぬか床専用容器で漬ける
2通りの方法があります。今回はパック内で漬けています。

ぬか床は必ずしも素手で混ぜる必要はありません。
ぬか床は塩分と酸を含むので、肌の弱い方が素手で混ぜることをおすすめしません。
ヘラや使い捨て手袋も上手に活用しましょう。
「手の常在菌がぬか床を美味しくする」など諸説ありますが、正直仕上がりに大差ありません。
作り方の手順

キュウリはそのままだと入らなかったので半分に切りました。


しっかり密閉するためにティッシュなどで拭き取ります。

漬け終わった後は?

漬け時間が来たら冷蔵庫から取り出し、ぬかを洗い落とす。(ぬかは食べてしまっても害はないです)
野菜はぬかの油分でしっとりしています。

キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。保存状態がよくなります。

食べやすい大きさに切って完成!
食べない分はタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存します。
無印良品発酵ぬかどこの味はすっぱいけど徐々に馴染む
気になるのは味!早速食べてみましょう。

漬け時間目安通り12時間漬けたキュウリは、しんなりしつつポリポリ食感も残っています。
味は酸味がやや強めです。梅干しより弱いくらい。
にんじんもさっぱりとしていて一応食べられるけど、すっぱいかなという印象です。
「美味しいけどこんなもんかなー…」と思いながらそのまま漬け続けてみました。
4回目:馴染んできた!

4回目に漬けたキュウリがこちら。
見た目に変化はありませんが、酸味と塩気が丁度良く、初回よりマイルドな味わいになりました。
これは美味しい!!!
無添加なので、わかりやすい旨味ではなく、噛んでいたらじわじわ感じるような素朴な旨味。
2歳息子もパクパク食べてくれました。
無印良品発酵ぬかどこは数回漬けると抜群に美味しくなることがわかりました。
無印良品発酵ぬかどこのデメリット
無印良品発酵ぬかどこを使って気になった点もあります。
3回目まですっぱい
無印良品発酵ぬかどこは最初のうちは酸味が強めでした。
3回目以降は酸味も塩気もマイルドになるので、初回でびっくりされた方は使い続けてほしいなと感じました。
最初だけクズ野菜を漬ける「捨て漬け」をするのも手だと思います。
ぬかどこパック内で混ぜづらい

発酵ぬかどこの入った袋は、マチがあるもののやや混ぜづらいと感じました。
あとチャックに入り込んだぬかを毎回拭くのが面倒くさい…
でもこれは大きめの保存容器にぬかどこを移して使うことで解消されました。
移してみた!

現在使っているのは野田琺瑯のぬか床専用容器「ぬか漬け美人」です。
- かき混ぜやすい
- ホーロー製で臭いが付きづらい
- 汁漏れの心配がない
- 水取器付きでお手入れが楽
パック内で漬け続けていると、段々ボロがきてしまいますし、衛生的に使うためにも専用容器の導入は正解だったと思います。
ぬか床パックに慣れたら是非試してみてほしいアイテムです。▼

無印良品発酵ぬかどこのメリット

無印良品発酵ぬかどこを使ってわかったメリットを挙げてみます。
買ったその日から漬けられる
本来、糠床作りにはたくさんの手間と発酵時間を要します。美味しい糠床を作るとなるとこれまた難しい…
無印良品の発酵ぬかどこは買ったその日に漬けられて、道具が必要ないのでとてもお手軽でした。
初心者でも失敗知らずなのが嬉しい!
自分好みの味に調節できておいしい!
発酵ぬかどこで作ったぬか漬けは酸味がきいていて、さっぱり。ぬか漬け初心者の自分が作ったとは思えないくらい美味しかったです。
漬け時間を長くして古漬け風、短くして浅漬け風など、その日の気分で塩分を調節して楽しめるのがいいなと思いました。
週1のかき混ぜだけでOK
ぬか漬けというと毎日かき混ぜなくてはいけないと思い込んでいましたが、週1混ぜるだけならズボラな私にもできそうです。手作りぬか漬けのハードルが下がりました。
半永久的に使えてコスパが良い
ぬか漬けをスーパーで買うと大体200円〜300円くらいですが、手作りだと野菜の材料費だけで作れます。夏野菜の時期になるとますます安くなる!
ぬかどこは補充用を足しながら半永久的に使い続けられるので、圧倒的にコスパが良いと感じました。
もっと簡単にぬか漬けを作るなら「かんたん ぬか美人」

ここまで読んで「週1かき混ぜることすらめんどくさいわ〜」という方には、90分で漬けられる【かんたん ぬか美人】 がおすすめです。
ビニール袋に、ぬか・水・野菜を入れて常温で90分放置すれば手作りぬか漬けが完成!
実際に作って食べてみましたが本格的な味わいでとても美味しかったです。
- 手作りの味をまず味わいたい
- 一人暮らしで少量作りたい
- 変わった食材を試したい
- いつでも作れるようにストックしておきたい
こんなあなたにぴったりです。

無印良品発酵ぬかどこは簡単に作れて美味しい!
無印良品発酵ぬかどこを口コミレビューしました。
無印良品発酵ぬかどこは毎日かき混ぜなくても良いのでズボラにやさしいアイテムでした。
使い方も簡単なのでぬか漬け作り初心者さんにもおすすめです。
水分を含んだぬか床の取り扱いは注意が必要ですが、水取器付き専用容器で解決します!
これからも色々な野菜で試してみようと思います。

