八百屋さんに青梅が出回ると梅仕事の季節ですね。
面倒な作業ではありますが、梅を買ってしまえば傷み始めるので、強制スタートせざるを得ません!(笑)

息子が生まれた年に初めて作った梅酒は、さっぱり美味しく仕上がりました。
慣れれば意外と簡単な梅酒作り、今回は沖縄産の黒糖で作ってみました!
作り方・道具を詳しく紹介します。
手作り梅酒基本の材料(1.8L分)

- 青梅…1kg
- 氷砂糖…400g (氷砂糖のみだと500~800g)
- 黒糖…300g
- ホワイトリカー…1.8L
基本の梅酒作りで使用する氷砂糖の量は、500〜800gです。
500gは甘さ控えめ、甘いお酒が好きな方は800gがおすすめです。
手作り黒糖梅酒の作り方・レシピ

①梅の「あく抜き」をする。
大きめのボウルに梅1kgを入れ、水がひたひたに被るまで注ぎます。
そのまま一晩放置して、あく抜きをします。

②保存瓶をアルコール消毒する。
大きい保存瓶だと、煮沸消毒が大変なので、アルコール除菌がおすすめです。
瓶の内側に台所用アルコールを吹きかけ、ビニール手袋をした手で、キッチンペーパーを使って拭き取ります。

③あく抜きが終わった梅の水気を、キッチンペーパーで拭き取る。
水気はカビの原因になるので丁寧に拭いてください。

④竹串(爪楊枝でもOK)で、梅を傷つけないようにヘタを取る。
ティッシュペーパーなどを敷いておくと、片付けが楽です。

キズがあるものや変色している梅は取り除きます。
使用すると渋みの原因になるので注意してください。
梅の量が1kg以下になっても、極端に少なくなければレシピの分量で作れます。(今回は、4つ取り除きました。)

⑤消毒した保存瓶に、砂糖→梅→砂糖→梅の順に入れていく。
ざっくりで大丈夫です。

⑥ホワイトリカーを全て注ぎ、蓋で密閉して完成!
つけた後は、以下の工程を必ず行ってください。
- 保存瓶は直射日光の当たらない冷暗所で保存する。
- 氷砂糖が溶けるまでは1週間おきに瓶をゆすって中身を混ぜる。
飲み頃はつけてから3ヶ月後が目安です。
「賞味期限はない」といえるので、1年以上放置しても問題ありません。
【1年後】手作り黒糖梅酒が完成!気になる味は?

つけて1年経った黒糖梅酒がこちらです。
黒糖の色が濃く、深くなりました。カビなども見当たらないので成功のようです。

早速いただいてみました♪
砂糖の全体量700gで作った梅酒は、こっくり甘め。
黒糖の風味と深いコクが感じられ、まろやかな喉ごしです。
強炭酸水で割っても風味が薄れずとても美味しい!
梅酒作りの工程は20分ほどで完了します。慣れると意外と簡単なんですよ。
梅酒作りのポイント
- 直射日光の当たらないで冷暗所で保存する。
- 氷砂糖が溶けるまで1週間ごとに瓶をゆすって混ぜる。
- 飲み頃は3ヶ月後。時間が経てば立つほど熟成する。(賞味期限は基本的に無し。)
- 十分つかった梅は1年程度で取り出しても良いし、そのままでもOK。(明確な決まりがない。)
- つかった梅の実は食べられます。
梅酒作りにおすすめの食材・道具
梅酒を作りたいと思ったら、必要なものはネットで全て揃います。使用した食材と道具は以下です。
作りやすい分量の果実酒用ホワイトリカー▼
梅酒作りでは、ゆっくり溶ける氷砂糖を使用します。▼
取っ手付きのおしゃれな保存瓶「セラーメイト4L」▼
飲む際は、雑菌が入らないように専用の「杓子」を使います。▼
食品添加物でできたアルコール「パストリーゼ」▼
手作りぬか漬けにも挑戦!
